2015年7月3日、マヒドン大学サラヤキャンパス・パヤタイキャンパスにおいてJSPS事業説明会を開催しました。マヒドン大学は2009年にタイ政府により認定された9研究拠点大学のうちの一校で、2015年4月に公開されたQSによる分野別世界トップ100大学に医学分野でランク入りする等、世界的にも高い評価を受けています。
午前中に開催したサラヤキャンパスでの説明会では、まずセンター長がJSPSの概略を説明し、その後、副センター長と国際協力員がJSPS国際事業について説明を行いました。
引き続き、拠点大学交流事業(平成22年度をもって終了)を通じて日本との共同研究に従事されたマヒドン大学薬学部生命化学科のWichet Leelamaniat助教と、JSPS外国人特別研究員事業で埼玉医科大学で研究活動に従事されたマヒドン大学分子生命科学研究所サラセミア研究センターのKittiphong Paiboonsukwong講師より、プログラムに参加することとなった経緯や、日本での研究や生活について、体験談を交えながらお話しいただきました。
午後からは、マヒドン大学のパヤタイキャンパスにおいて事業説明会を開催しました。このキャンパスは市街地に近いこともあり、マヒドン大学だけでなくチュラロンコン大学等近郊の大学からの参加者も合わせて50名近くの参加がありました。
説明会では、マヒドン大学理学部研究担当副学部長のPimchai Chaiyen教授の挨拶の後、センター長がJSPSの概略を説明し、その後、副センター長と国際協力員がJSPS国際事業について説明を行いました。引き続き、Wichet Leelamaniat助教に、日本滞在中の経験についてお話しいただきました。
質疑応答では、外国籍の研究者から「タイの大学に在籍している外国人研究者も事業に応募は可能か」といった質問や、タイ人研究者から研究拠点形成事業のコンソーシアムの概念について、またWichet助教の日本での研究体験について等の質問が寄せられました。