ラーチャモンコン工科大学ランナー校を表敬訪問

2015年5月27日、ラーチャモンコン工科大学ランナー校を表敬訪問しました。

ラーチャモンコン工科大学ランナー校(Rajamangala University of Technology Lanna・RMUTL)はタイ国内に9校あるラーチャモンコン工科大学のうちの1校で、本部のあるチェンマイキャンパス以外にもタイ北部に6つのキャンパスを有しています。

今回は前京都大学研究担当理事・副学長を務められ、現在RMUTL学長顧問をされている吉川潔教授、研究担当副学長のDr. Passawat Wacharadumrongsak (Vice President for Research)、東京農工大でPh. D.を取得されたDr. Ungon Wongtragoon研究開発副所長、工学研究科のDr. Nopadon Maneetien、またチェンマイ大学工学研究科伊藤信孝教授と懇談を行いました。今回の表敬訪問では、JSPSの様々な国際交流プログラムの概要を紹介し、RMULTの研究者がそれらに応募するよう奨励しました。また次の日にチェンマイ大学で開催するJSPS事業説明会の広報も依頼しました。

RMUTLの教員はPh.D.を持っておられない方も多くいるとのことで、JSPS論文博士号取得支援事業について紹介したところ、興味を示されました。また、日本との共同研究も今後進めて行きたいとのことで、二国間交流事業や拠点形成事業についても、詳細を説明しました。

山下センター長よりJSPS事業を紹介

山下センター長よりJSPS事業を紹介

タイの研究者にとって日本側の受け入れ研究者や共同研究者を探すことはなかなか困難なことで、当センターの事業説明会においても、受け入れ研究者についてよく質問を受けますが、吉川教授や伊藤教授といったこれまで第一線で研究を行っておられた日本人研究者にネットワーク形成をご支援頂けることは、当センターにとっても心強い限りです。今後も積極的に連携を取りつつ、JSPS事業の推進を行っていく所存です。

左から辻国際協力員、山田副センター長、Passawat副学長、吉川教授、山下センター長、Dr. Ungon、伊藤教授、Natthidaリエゾンオフィサー、Dr. Nopadon

左から辻国際協力員、山田副センター長、Passawat副学長、吉川教授、山下センター長、Dr. Ungon、伊藤教授、Natthidaリエゾンオフィサー、Dr. Nopadon