広島大学堀田泰司副理事の訪問

2014年8月6日、広島大学堀田泰司副理事、佐々木知子AIMS-HUプログラムインターンシップコーディネーター、中家さおり主査が当センターを訪問されました。

広島大学は平成25年度大学の世界展開力強化事業に採択され、「アジアの共同経済発展と信頼関係の確立による平和構築に貢献する中核人材教育プログラム」を実施しています。タイのチュラロンコン大学、カセサート大学、インドネシアのバンドン工科大学との間で相互に学生を派遣し、派遣先の大学で食品化学・農学、工学、言語・文化、経済の専門教育を行います。同プログラムの一環として、学生が留学後に母国あるいは留学先の国でインターンシップに参加することも検討しています。堀田副理事は、同プログラムのタイのカウンターパートとなる大学訪問と、インターンシップに関する情報収集のためにバンコクを訪問されました。

堀田副理事は高等教育をご専門とされており、ASEAN諸国の高等教育事情について当センターと情報交換しました。ASEAN域内ではAECに向けて国を超えた大学間の単位互換システムの構築が進み、教育の「量的」な統一が進んでいます。堀田副理事は、今後は、各国間の教育の「質」の差をどのように縮めていくのかが課題となってくるだろうとの見解を示されました。

左からやましたセンター長、佐々木AIMS-HUプログラムインターンシップコーディネーター、堀田副理事、中家主査、山田副センター長、轟国際協力員

左からやましたセンター長、佐々木AIMS-HUプログラムインターンシップコーディネーター、堀田副理事、中家主査、山田副センター長、轟国際協力員