フィリピン・東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC) Binangonan Freshwater Stationを訪問

2014年7月12日午前中に開催されたSanto Tomas大学でのJSPS事業説明会を終えて、午後から日曜までの二日間、JSPS同窓会のメンバーが所属している研究機関を訪問して、どのような研究活動をしているかを視察しました。

SEAFDECないの研究施設

SEAFDEC内の研究施設

最初は、マニラから車で2時間強のラグーナ県(名前のとおり大きな干潟というか湖がある)にある東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC・South East Asian Fisheries Development Center)Binangonan Freshwater Stationを訪問しました。SEAFDECはJSPSフィリピン同窓会のDr. Ma. Rowena R. Eguiaが所属する機関であり、JSPSアジア・アフリカ学術基盤形成事業の拠点機関として2011-14年の3年間本事業にも参加しました。今回は、研究施設について、Dr. Frolan A. Ayaが案内頂きました。フィリピンのSEAFDECの施設は4つありますが、Binangonan Freshwater Stationは主に淡水魚の養殖技術を開発し、地元の漁民の所得向上のための技術指導などもやっているとのことです。

Dr. Ayaは国費留学生で北海道大学で博士号を取得しており、JSPSの招へい事業に関心があるとのことでしたので、事業の概要についても個別に説明しました。

研究所はバエ湖に浮かぶ島にあるので、船で渡る必要がある。

研究所はバエ湖に浮かぶ島にあるので、船で渡る必要がある。

バエ湖

バエ湖

SEAFDECの建物。こちらは宿舎。

SEAFDECの建物。こちらは宿舎。

研究設備

研究設備

山下センター長に説明するDr. Aya。

山下センター長に説明するDr. Aya

Dr. Aya及び今回説明してくれた学生の皆さんと。

Dr. Aya及び今回説明してくれた学生の皆さんと。

今回の訪問に同行頂いた同窓会理事のDr. Danilda H. Duranと。

今回の訪問に同行頂いた同窓会理事のDr. Danilda H. Duranと。