マヒドン大学でJSPS事業説明会を開催

2014年5月2日、マヒドン大学でJSPS事業説明会を開催しました。

マヒドン大学は、2013年4月に発表されたTimes Higher Educationアジア大学ランキングで61位に位置づけられており、特に国際展開の面で高い評価を受けています。

今回の事業説明会は、3月24日にマヒドン大学を表敬した際に、Prasit Palittapongarnpim研究担当副学長に、同大学でのJSPS事業説明会開催を了承していただいたことで開催することができました。事業説明会には、表敬訪問の際にもご一緒させていただいた大阪大学ASEANセンター望月センター長にもご参加いただきました。

事業説明会では、Prasit Palittapongarnpim研究担当副学長から挨拶頂きました。JSPSからは、センター長がJSPSの概要説明を、また国際協力員が国際事業について説明を行いました。

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また、JSPS論文博士号取得支援事業において長崎大学で博士号を取得されたタイ保健省の
Archawin Rojanawiwat博士より、日本での研究や生活について自身の経験や、申請の際の具体的なアドバイスを話していただきました。

講演を行うArchawin Rojanawiwat博士

講演を行うArchawin Rojanawiwat博士

質疑応答では、外国人特別研究員や外国人招聘研究者へ申請したいが、受け入れ研究者をどのように探したらよいかという質問が数多く寄せられました。

これに対して、山下センター長より、バンコクには20以上の日本の大学がオフィスを設置しており、日本の受け入れ研究者を探す際に、ぜひこれらのオフィスを活用してほしいと回答しました。また、大阪大学ASEANセンター望月センター長より、大阪大学に所属する研究者との連携を希望する場合は、ぜひ、同大学のASEANセンターに連絡してほしいとアドバイス頂きました。さらに、Prasit Palittapongarnpim研究担当副学長からは、マヒドン大学は複数の日本の大学と協定を結んでおり、受け入れ研究者を探している場合、マヒドン大学の国際部が力になると、研究者に対して助言いただきました。

今回の説明会には、若手研究者を中心に50人ほどが参加し、JSPS国際事業に高い関心を持っていただきました。また、今回の説明会では、タイにオフィスを設置する日本の大学が、タイと日本の研究者の連携を促進するうえで大変大きな役割を果たしていることを改めて認識しました。今後も、タイと日本の大学との連携を強化しながら、JSPS事業説明会を実施していきます。

左からRatana Petch-Urai研究マネジメント部長、Archawin Rojanawiwat博士、Prasit Palittapongarnpim研究担当副学長、山下センター長、轟国際協力員、大阪大学ASEANセンター望月センター長、Buabchamaneeリエゾン・オフィサー

左からRatana Petch-Urai研究マネジメント部長、Archawin Rojanawiwat博士、Prasit Palittapongarnpim研究担当副学長、山下センター長、轟国際協力員、大阪大学ASEANセンター望月センター長、Buabchamaneeリエゾン・オフィサー