在タイ日本大使館主催留学説明会に参加、プリンスオブソンクラー大学を表敬訪問及びJSPS説明会を開催

2014年2月6日、在タイ日本大使館主催プリンスオブソンクラー大学留学説明会に参加し、その一環としてJSPS事業説明会を開催しました。

在タイ日本大使館が主催する地方留学説明会は年に四大学で実施されており、JSPSとしては昨年より本格的に参加しています。プリンスオブソンクラー大学の日本留学フェアは今回で第7回目の開催となりました。

今回は中川勉在タイ日本大使館公使を代表とし、プリンスオブソンクラー大学を表敬訪問し、Dr. Amornrat Phongdara副学長を代表団との会談を実施しました。

表敬訪問の後、JSPSの事業説明会を実施しました。

PSU_group

プリンスオブソンクラー大学研究開発部次長のDr. Wiphada Wettayaprasitから挨拶頂いた後、JSPSからは、センター長がJSPSの概要説明を、また副センター長が国際連携プログラムについて説明を行いました。

また、JSPS論文博士取得支援事業で論文博士を取得された理学部のDr. Sirusa Kritsanapuntu助教、JSPSタイ同窓会理事である薬学部のDr. Chalermkiat Songkram助教から日本での研究の経験談について、発表頂きました。申請の方法や自身の研究計画等の具体的な情報提供を行いました。

今回のスピーカーではなかったものの、今回のセッションに参加頂いた元国費留学生で外国人特別研究員にも採択された自然資源学部のSompong Te-chato准教授、JSPSアジア諸国との拠点大学交流事業で東京大学で研究されたDr. Vannarat SaechanもJSPSのプログラムについてご説明頂きました。

PSU_seminar

今回の事業紹介セミナーでは、合計4名のJSPSの事業経験者にご参加頂きました。今後研究者の皆さんと密に連絡を取りつつ、南部でのJSPSの事業説明を積極的に実施していく所存です。

プリンスオブソンクラー大学は、各種大学ランキングでもランク入りしているタイ南部を代表する研究大学であり、具体的な研究開始時期、採択に必要な出版物といった具体的な質問が次々とありました。参加人数は25名と少し少なめではありましたが、30分近くの質疑応答時間があり、積極的に意見交換が実施されました。改めて南部を代表する研究大学の重要性を認識するとともに、最低年一回は訪問し、継続して情報提供を行うことの重要性を認識しました。

今回の日本留学フェアは参加機関も多く、東海大学、東京工業大学、明治大学、福井工業大学、JASSOにJSPSと、7機関が集まりました。今後も大使館、JASSO、日本の各大学との結びつきを強めつつ、JSPSの事業の紹介を積極的に展開していく所存です。