豊橋技術科学大学の来訪

2013年5月15日、豊橋技術科学大学角田範義副学長、穂積直裕教授、伊佐原均教授が当センターを来訪されました。今回は山下センター長が不在だったため、山田副センター長及び日本学生支援機構(JASSO)山本所長にも出席いただいた上で、対応しました。

豊橋技術科学大学は、大学のグローバル化を図るべく、長岡技術科学大学及び高等専門学校機構と合同で連携して海外での実務訓練(インターンシップ)を実施することとなり、タイではタマサート大学やNSTDAとのMOUの締結を目指しています。協定校を介して工学系学生を派遣し、現地での実習を行うとともに、現地の学生を日本でも受け入れ、日本の企業でインターンシップを実施する予定です。

これまで豊橋技術科学大学は主にマレーシア科学大学(USM)と連携し、学生を派遣してきましたが、今回はタイをターゲットにするということで、タイにおける工学分野の学術研究状況、大学院への進学状況、海外の留学先についてといった情報について意見交換を実施しました。

豊橋技術科学大学は東南アジアを中心に留学生を受け入れており、現在はマレーシアから54名、ベトナムから24名、インドネシアから24名、そして中国から20名の受け入れを行っているとのことです。タイからの学生はまだ少ないため、今後が期待されます。

学生交流の話題が中心とはなりましたが、当センターからもJSPS事業についての説明を行い、学内の更なる周知について依頼しました。井佐原教授が受け入れていた学生が現在JSPS外国人特別研究員に申請中とのことで、JSPSの制度を利用しての日本での研究活動が推進されることが大いに期待されます。

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左からJASSO山本所長、穂積教授、角田副学長、井佐原教授、副センター長