2013年2月27日(水)、京都大学学術研究支援室(URA室)より、田中耕司室長(シニア・リサーチ・アドミニストレーター)、園部太郎リサーチ・アドミニストレーター、白井哲哉リサーチ・アドミニストレーター、富田直樹研究推進課掛長が当センターを訪問されました。
URA(University Research Administrator)は、研究支援に関わる業務を担う専門家として大学に配置され、研究者が研究活動に専念できる環境を整備するために研究プロジェクトの企画・運営、研究成果の社会還元について支援を行います。主なミッションとしては、1)研究活動のさらなる加速、2)研究成果の社会への還元、3)効果的な支援の為の基盤形成を実施します。具体的には、外部資金の獲得と運営、大学ランキングの向上といったさまざまな支援を実施します。
今回の出張は、シンガポールとタイの大学におけるURA制度の視察で、シンガポール国立大学や南洋理工大学、またキングモンクット工科大学、カセサート大学、マヒドン大学を視察したとのことです。
本センターの訪問では、日本の大学におけるURA制度の紹介を実施するとともに、京都大学がASEAN幹事校となった大学の世界展開力強化事業について、京都大学のプログラムの紹介及び今後の連携について意見交換を実施しました。
京都大学からは昨年10月にエネルギー科学研究科の大垣教授に来訪いただいたところですが、京都大学からは3つのプログラムが採択されており、ASEAN諸国の大学との連携を実施することから、今後も当センターとしても、京都大学との連携を継続していく予定です。