大分大学 内田助教来訪

2012年11月1日(木)、大分大学医学部より内田智久助教が当センターを来訪されました。今年度に入ってからは2度目、これまでで合計5回訪問いただきました。山下センター長になってからからは初めての訪問となります。

内田助教をはじめとする大分大学医学部のグループは、JSPS組織的な若手研究者等海外派遣プログラム「東アジア分子疫学研究推進のための若手研究者派遣プログラム」、頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム「消化器感染症の最先端研究と中米におけるフィールド調査」(研究代表者は山岡教授)を実施しています。

内田助教は、組織的な若手研究者等海外派遣プログラムを通じて、様々な活動を実施してきました。タイの他ミャンマーやブータンでの現地調査の実施、またタイの研究者との共著論文も提出済みとのことで、継続して良好な関係を築いているとのことです。また、今年6月に実施された医療セミナーで講演も行い、当センター構成員も聴講しました。

組織的な若手研究者等海外派遣プログラムは今年度をもって終了しますが、海外に出て日本以外の組織を見てみないと分からないことがあること、また、特にアジア圏では人と人との繋がりが重要視されることから、将来展望としての人の繋がりをベースとした国際交流を継続することの重要さについて、ご意見を頂きました。プログラム終了後も、大学独自の財源等、何らかの支援を得て、海外派遣事業を継続していきたいとのことでした。

内田助教は来年2月まで長期的にタイに滞在予定とのことで、当センター主催の行事にもお声がけさせて頂く予定です。