2012年9月21日(金)、ナレスワン大学基礎物理学研究所(The institute for Fundamental Study, Naresuan University)よりDr. Antonio De Felice講師が来訪されました。
過去に外国人特別研究員事業により東京理科大学でポスドクをされていたJSPS事業経験者です。ご自身はイタリア人で、アメリカで学位取得後、イギリス、ベルギー、日本でポスドク生活を送り、現在はタイで研究職についているという根っからの国際派。その彼によると、JSPSポスドクは群を抜いて条件が良かったということで、ぜひとも各地でその旨、宣伝していただきたいと思います。
まや、近くパタヤで宇宙論(Cosmology)に関するワークショップを開催するということですが、主要な招へい研究者は東京理解大学や京都大学の研究者ということで、非常に密なネットワークを維持しておられます。
3年程度の交流プラグラムを探しているということですので、アジア・アフリカ学術基盤形成事業(Asia-Africa Science Platform)を強くお勧めさせいただきました。宇宙論は医学や工学等に比べて選考から漏れやすいのではないか、との懸念を示しておられましたので、JSPS事業がまったくのピアレビュー方式を取っていることを念を入れて説明さしあげた次第です。
早速、来週からの東京理科大学滞在中にプロポーザルを練るというフットワークの軽さが心地よいミーティングとなりました。
なお、今回の東京理科大学滞在は、これもJSPS外国人招へい研究者事業によるものということです。
ナレスワン大学にAAプロジェクトが誕生する日も近いのではないでしょうか。