2012年4月25日(水)、関西大学のバンコクオフィスの開所式が、チュラロンコン大学石油・石油化学研究科(PPC: The Petroleum and Petrochemical College)にて開催されました。
関西大学及びチュラロンコン大学の両学長をはじめとし、日本の学術関係機関、関西大学校友会、PPCの同窓生などおよそ40名が参加する大きな式典でした。当センターからは、副センター長、タイ人スタッフ、研修員の3名が来賓として参加しました。

新オフィスにて。左からAssistant Professor Dr. Pomthong Malakul, Dean, The Petroleum and Petrochemical College, Chulalongkorn University(CU)、Professor Dr. Pirom Kamolratanakul, President, CU、楠見晴重(くすみ はるしげ)関西大学学長、Associate Professor Dr. Ratana Rujiravanit, PPC, CU
このオフィスの開設は、両大学の長年にわたる交流と双方の担当教員の方々の強い協力によってなされたものであり、チュラロンコン大学からは学長、PPC研究科長が参加したほか、関西大学からも学長及び副学長など多くの関係者が参加し、互いの大きな喜びが伝わりました。

懇親会にて。左から萩原隆史(はぎはら たかし)JASSOタイ事務所所長、Dean Dr. Pomthong、上島 紳一(うえしま しんいち)関西大学副学長(研究推進担当/国際活動推進担当)、President Dr. Pirom、楠見学長、俵幸嗣(たわら こうじ)在タイ日本大使館一等書記官、副センター長
PPCの建物の6階にあるオフィスにはPPCの教員が1名常駐し、関西大学の本部とSkypeを使って常に連絡を取り合える状態にしているとのことです。博士号を有する研究者でもあるPPCの教員を現地スタッフとして置くことで、優秀な学生を効率良く関西大学へ誘致することが期待されます。
また、当センターがバンコク事務所を持つ日本の学術機関の紹介として原稿を依頼・作製したポスターも、早速掲示されていました。今後も、より一層当センターを活用していただければと思います。