京都大学塩田浩平理事の来訪、同窓会及び東南アジアフォーラムを視察

2011年2月11日、京都大学より塩田浩平 理事・副学長、清水展 東南アジア研究所長、川口泰史 総長室担当課長が来訪されました。

京都大学は副センター長の派遣元大学でもあることから、リラックスした空気の中で、タイにおける日本の大学のプレゼンスなどが話し合われました。以前、徳島大学の西頭学長が来訪された際にも当オフィスよりお話しした、例えば、タイの大学と連携をとり、経費を相互に負担しながら退官教授を長期間にわたって滞在させ、講義などの教育活動をしながら人材育成を行っていくというアイデアについては、ここでもアイデアとして賛同を得られました。

左から清水所長、塩田理事・副学長、副センター長

左から清水所長、塩田理事・副学長、副センター長

同日夕刻より、京都大学東南アジア研究所バンコク連絡事務所にて京都大学バンコク日本人同窓会主催の年次パーティーが行われ、副センター長が視察しました。パーティーは、尾池京都大学前総長による乾杯の発声で始まり、塩田理事・副学長から挨拶がありました。日本人同窓会の園田光宏会長(1977年工学部卒)から同窓会の活動報告があり、京都大学のタイ人卒業生を主体とするKyoto Union Club(KUC)のSucharit Koontanakulvong会長からも挨拶が述べられ、日本人・タイ人の同窓生総勢50人ほどが親睦を深めました。

KUCと京都大学関係者

KUCと京都大学関係者

なお、この場へはラオスKyoto University Network in LaosのDr. Thateva Saphangthong代表、ベトナムKyoto University Vietnamese AlumniのDr. Do Van Truong事務局長が招待されており、図らずも、東南アジアにおけるJSPS同窓会活動と、京都大学同窓会活動のキーパーソンが顔を合わせる形となりました。

左から副センター長、Dr. Thateva、Dr. Truong

左から副センター長、Dr. Thateva、Dr. Truong

翌2月12日、バンコク市内マンダリンホテルにて、京都大学東南アジアフォーラムが開催され、副センター長が視察しました。これは、2007年度以降インドネシアとタイで毎年1度ずつ開催しているもので、回のフォーラムは、タイ人同窓生の希望で「地震のメカニズムと防災」をテーマとしました。

参加者一同での写真

参加者一同での写真

当日は、約100名のタイ人の一般参加者が集まり、まず、KUCのSucharit Koontanakulvong会長の開会挨拶、塩田浩平 理事・副学長の開会祝辞がありました。続いて、尾池和夫 前総長から地震のメカニズムについての長年の研究成果をわかりやすくご講演いただきました。