京都大学ASEAN拠点NGO認可記念式典及びタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)学術交流協定調印式に出席

2018年9月28日(金)、京都大学ASEAN拠点のNGO認可記念式典及びタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)との学術交流協定調印式に簑輪国際協力員が参加しました。

この記念式典は、タイの労働省から日本の大学組織として初めてNGOとしての活動の認可が下りたことを記念して挙行されました。

また、調印式は2016年から「日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点-持続可能開発研究の推進」(JASTIP)事業においてNSTDAとの研究交流を深化させてきた実績を踏まえて学術交流協定を結ぶにあたり実施されたということです。

式典は京都大学の稲葉カヨ理事・副学長(男女共同参画・国際・広報担当)の開会の挨拶で始まり、タイ教育省Dr.Sophon Napathorn教育担当副大臣を始めとする日・タイ両国の関係者から祝辞がありました。

開会の辞を述べる稲葉理事・副学長

開会の辞を述べる稲葉理事・副学長


集合写真

集合写真

その後京都大学河野泰之副学長(国際戦略担当)が、“Exploring New Horizon of Academic Exchange between Japan and Thailand: Based on NGO Status of Kyoto University ASEAN Center”というテーマで講演を行い、これまでの京都大学のASEAN地域での活動やタイとの研究交流の状況についての説明や、京都大学ASEAN拠点のNGO認可がタイとの研究交流活動を更に活発化させるきっかけとなってほしいとお話されました。

講演される河野副学長(国際戦略担当)

講演される河野副学長

引き続いて実施されたNSTDAとの学術交流協定調印式では、NSTDAのDr. Narong Sirilertworakul長官のメッセージの後、稲葉理事・副学長とDr.Narong長官が京都大学とNSTDAの学術交流に関する協定にサインしました。

調印式の様子

調印式の様子

最後に京都大学ASEAN拠点柴山守所長から閉会の辞があり、これまでの京都大学ASEAN拠点の活動への支援に対する謝意と、NGO認可をきっかけとした今後の研究活動展開への期待が述べられました。

閉会の辞を述べる柴山所長

閉会の辞を述べる柴山所長

日タイ双方の関係者からは、日本の大学としては初となる京都大学ASEAN拠点のNGO認可に対し、今後の日タイの学術研究交流の新たな契機となることへの強い期待が感じられました。

会場の様子

会場の様子