人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 東秀明課長の来訪

2018年1月15日、人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 管理部企画連携課の東(ひがし)秀明課長及び中西啓太職員が当センターを来訪されました。

総合地球環境学研究所は、地球環境学の総合的研究を行う大学共同利用機関で、「地球環境問題の根源は、人間文化の問題にある」という認識に基づいて、人と自然の相互作用環の理解の上にたち、さまざまな領域で、地球環境問題の解決に向けて研究を行っています。
東課長は、この度、同研究所及び同研究所プログラムの広報活動のため、タイ及びミャンマーを訪問されると共に、若手研究者育成もあわせて、当センターにお越しくださいました。同プログラムの中では海外の研究者に研究者でのポストを与えることもできるため、当センターの所管するタイ、バングラデシュ、フィリピン、ネパール及びインドネシア等のJSPS同窓会の研究者にも周知していただければとお話がありました。
また、東課長は、以前、在ミャンマー日本国大使館に勤務されていたため、一昨年度にヤンゴン大学及びヤンゴン工科大学でJSPS事業説明会を実施した際には、ご支援・ご協力をいただきました。(その時の様子はこちら

当センターからは、「二国間交流事業」や「研究拠点形成事業」等のJSPS国際交流事業で実施している地球環境問題解決プロジェクトを紹介するとともに、今回の出張の目的の一つでもある若手職員の育成について、中西職員にJSPSで実施している大学等の職員を対象とした国際学術交流研修の紹介を行い、日本の大学・学術機関の情報について多岐にわたり、有意義な意見交換を実施することができました。

土肥国際協力員、古屋副センター長、東課長、山下センター長、中西職員、斉藤国際協力員

土肥国際協力員、古屋副センター長、東課長、山下センター長、中西職員、斉藤国際協力員

当センターでは今後も日本の研究機関等の東南アジアにおける活動を積極的に支援していきたいと考えています。