マレーシア科学大学(USM)にてJSPS事業説明会を実施

2016年9月7日、マレーシア科学大学(USM)にてJSPS事業説明会を実施しました。USMはマレーシア・ペナンにあるマレーシアのリーディング大学で、JSPSバンコク研究連絡センターとしてもマレーシアの大学で事業説明会を行うのは今回が初めてでした。

今回の事業説明会は、USMの日本文化センター(JCC)副田雅紀(そえだ まさとし)センター長にご支援、ご協力いただき、事業説明会前にはJCCのオフィスを訪問しました。JCCは、昨年12月に東レ(株)の寄贈により設立された「東レ-USMナレッジトランスファーセンター」内にオフィスを構えており、オフィス内には日本語や日本文化に関する書籍が多数設置されています。日本から多くの学生が短期留学・研修等で訪れるほか、USMの学生もオフィスを訪れ、日本とマレーシアの交流の場にもなっています。

副田雅紀 JCCセンター長(左)(JCCオフィスにて)

副田雅紀 JCCセンター長(左)(JCCオフィスにて)

説明会は、JSPS事業経験者であるAbdul Rahman 副学長(Deputy Vice Chancellor)から開会の挨拶をいただきました。

Abdul Rahman 副学長(Deputy Vice Chancellor)

Abdul Rahman 副学長(Deputy Vice Chancellor)

続いて、山下センター長がJSPSの概要を説明し、古屋副センター長と大田国際協力員がJSPSの国際事業の紹介を行いました。

山下センター長

山下センター長

参加者のJSPS国際事業に対する関心は非常に高く、各事業に対し多くの質問が寄せられました。これらの質問に対し丁寧に回答すると共に、山下センター長から申請前に日本の研究者としっかりコミュニケーションを図ることが重要であるとのアドバイスが送られました。
また、会場にはJSPS事業経験のある研究者も複数おり、自身の経験についても積極的に語っていただきました。

今回のセミナーではTV会議システムを利用し、説明会の様子が別のキャンパスにも中継されるなど、50名以上の参加者にJSPSの事業を知っていただくことができました。我々もUSMの研究者らと交流を深めることができ、双方にとって実り多き説明会となりました。

集合写真

集合写真

事業説明会の準備・運営にご協力いただいた方々と

事業説明会の準備・運営にご協力いただいた方々と