京都大学総合博物館 本川雅治准教授の来訪

2015年10月19日、京都大学総合博物館の本川雅治准教授、京都大学ASEAN拠点の藤枝絢子URAが当センターに来訪されました。

本川准教授は、平成26年度研究拠点形成事業 B. アジア・アフリカ学術基盤形成型に採択された研究課題「アジア脊椎動物種多様性の研究者・標本・情報一体型ネットワーク拠点」のコーディネーターを努めておられ、9月中旬から4ヶ月間の予定で、タイ側拠点機関のチュラロンコン大学の訪問研究員としてバンコクに滞在されています。

今回の来訪では、まず本川准教授より、現在実施中の研究課題について説明があり、これに対し山下センター長より、チュラロンコン大学内に事務所を設置しているAUN(ASEAN University Network)との連携の可能性について提案がありました。

引き続き、事業の一環として12月15日~17日にチュラロンコン大学で開催予定の第5回アジア脊椎動物種多様性国際シンポジウムについて本川准教授より説明がありました。この国際シンポジウムは、研究拠点形成事業の前身であるアジア・アフリカ学術基盤形成事業の支援のもと第1回目が開催されて以来毎年開催されており、今年で5回目になりますが、若手研究者を中心とした同シンポジウムは各国からも大変好評のようです。今年のシンポジウムにはアジア11ヶ国から100名程度が参加予定とのことで、JSPS国際交流事業の幅広い周知を図るため、シンポジウムならびにレセプションに山下センター長が出席し、JSPSの紹介を行うこととなりました。

左から古屋副センター長、山下センター長、本川准教授、藤枝URA

左から古屋副センター長、山下センター長、本川准教授、藤枝URA

当センターでは、今後も日本の大学のタイにおける活動を積極的に支援していく所存です。