泰日工業大学Bandhit Rojarayanont学長の来訪

2015年8月17日、泰日工業大学(TNI)Bandhit Rojarayanont学長、吉原秀男アドバイザー、山本創造アドバイザー、水谷光一講師が当センターを来訪されました。

泰日工業大学は、タイの産業発展のために、優秀な技術者・中核産業人材の育成を目的として2007年に設立され、日本のものづくり精神に基づいた教育を行っています。

同大学はこれまで主として工場の生産管理等のソフト面の教育に重点を置いてきましたが、タイの産業発展が「中間所得の罠」に陥ることを防ぐため、今後はハード面における技術開発や研究開発を促進するために、日本の専門家とのネットワーク強化を目指しているとのことです。

当センターからは、日泰間での研究者交流を促進するための各種国際交流事業の説明を行うともに、在タイ大学連絡会(JUNThai)や科学技術に関するネットワーク等、タイにおける日本の大学や研究者の活動状況やネットワークについて情報提供を行いました。

同大学は、タイ産業の研究開発活動を促進するため、タイ産業におけるR&D活動支援専門家ネットワーク構築と日本の研究機関が保有する特許案件の技術移転を目的としたセミナーを10月28日に開催予定とのことです。

左から辻国際協力員、吉原アドバイザー、Bandhit学長、山下センター長、水谷講師、山本アドバイザー

左から辻国際協力員、吉原アドバイザー、Bandhit学長、山下センター長、水谷講師、山本アドバイザー