海外事務所事務担当者連絡会をJSPSバンコク研究連絡センターで開催

2014年12月8、9日、長崎大学国際連携研究戦略本部の発案による第一回海外事務所事務担当者連絡会がJSPSバンコク研究連絡センターで開催されました。
本会議は、海外事務所事務職員間の海外拠点運営に関する情報共有を目的として開催されたもので、下記の10名が参加しました。

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永見一彰  大阪大学 微生物病研究所研究協力係 タイ拠点担当  
城 礼美  京都大学 ASEAN拠点
西山卓男  静岡大学 国際交流課
原 芳久  静岡大学 グローバル改革推進機構
齋藤 圭  長崎大学 国際連携戦略本部事務室(海外拠点)
中尾隆宏  長崎大学 ベトナム拠点
小谷昌之  長崎大学 アフリカ海外教育研究拠点
夫津木芳美 長崎大学 国際連携戦略本部事務室(海外拠点)
山田大輔  日本学術振興会 バンコク研究連絡センター
轟 裕美  日本学術振興会 バンコク研究連絡センター

長崎大学、大阪大学、京都大学は各大学の拠点に事務職員を派遣しています。また、静岡大学は今後海外でのオフィス展開を視野に入れており、今回の会議に参加されています。

本会議の開始に先立ち、大阪大学 微生物病研究所タイ拠点を訪問、また本会議終了後、大阪大学ASEANセンター、東海大学ASEANオフィス、京都大学ASEANオフィスを訪問しました。

タイ保健省内にある大阪大学 微生物病研究所タイ拠点

タイ保健省内にある大阪大学 微生物病研究所タイ拠点

説明される武田大阪大学微生物病研究所タイ拠点長

説明される武田大阪大学微生物病研究所タイ拠点長

会議では、各機関の事業紹介を行った後、事前に準備された質問票に基づき質疑応答が行われました。各機関も国立の機関であり、日本とは異なった環境の元で会計処理やそれぞれの国々の人々とのやりとりに色々と困難を抱えており、様々な問題について事務職員同士で情報を共有し得たことは、問題解決の糸口になり得たのではないかと考えます。海外に派遣されて実際に業務を行っている事務職員の数はまだまだ少なく、機関を超えた横の連携は今後も重要性を増すことになります。当センターの山田副センター長及び轟国際協力員も元々は大学の職員からの出向ということもあり、また大学連携型法人としての日本学術振興会としても、大学の活動に協力することは大いに意義がありました。長崎大学は、今回の会議の成功を受け、定期的にこう言った会議を開催したいとの意図もあり、当センターとしても、出来るだけ連携・協力していく所存です。

会議の様子

会議の様子