大分大学内田助教、九州大学大杉准教授の来訪

2013年6月18日、大分大学内田智久助教、また2013年10月より大学推薦による国費留学生として大分大学大学院医学研究科博士課程に留学予定のチュラロンコン大学のPhaさんが当センターに来訪されました。

内田助教は、JSPS組織的若手研究者海外派遣事業で、タイに2013年2月まで長期で滞在されており、その間何度も当センターに訪問頂きました。センターへの公式訪問は昨年12月以降となります。

JSPS組織的若手研究者海外派遣事業は、2013年2月末を以てプログラムが終了しましたが、成果について確認してみたところ、1)新しい共同研究が開始されたこと、また2)今回Phaさんが大分大学への留学が決まったこと等、人的交流も深まったことから、一定の成果があったとのことでした。

また、昨年12月に大分大学藤岡副学長が来訪された際に紹介いただいた「東九州メディカルバレー構想」についても国の総合特区に指定され、本格的に始動したとのことでした。今後、タイの投石に関する医療技術者を大分で研修を受けてもらい、日本の技術をタイで発揮してもらうこと、ひいては、日本の医療機器をタイで購入、利用してもらうことにも繋がります。こういった、地域の活性化とアジアに貢献する医療産業拠点を目指しているとのことです。

内田助教との意見交換の後、この日当センターを訪問予定だった九州大学の大杉准教授、九州大学システム情報科学府修士1年の甲斐さんと合流し、合同のランチ会となりました。

内田助教及び大杉准教授には当センターに何度も来訪頂いております。今後とも、こう言ったネットワークを大切にしながら、各大学との連携を深めていく予定です。

「左からJASSO山本所長、Phaさん、内田助教、大杉助教、甲斐さん、センター長」

「左からJASSO山本所長、Phaさん、内田助教、大杉助教、甲斐さん、センター長」