国際大学(IUJ)の来訪

2013年4月25日、国際大学(IUJ)のJay R. Rajasekera教授、Zaw Zaw Aung助教、同校卒業生のPhensuda Methasanさんが当センターを訪問されました。

今回の訪問は、元々日本学生支援機構(JASSO)山本所長の元に、JASSO主催の留学フェアの出展及びタイの学生の留学にかかる意見交換のためでしたが、JSPSも打ち合わせに参加し、JSPSの事業の紹介及び今後の連携について、協議しました。

IUJは、新潟県南魚沼市に本部を置き、大学院国際関係学研究科、国際経営学研究科を設置しています。学生数は327名、その内日本人は32名です。学内の公用語は英語であり、真に国際的な環境が構築されています。ビジネススクールは英国エコノミスト誌で日本から唯一、世界第79位にランクされ、高評価を得ています。

IUJは地元の新潟県や南魚沼市と連携事業を実施しています。JSPSの事業で外国人研究者の招へいについて関心があるとのことで、事業について説明し、今後学内でも広報いただくよう依頼しました。

「英語コースが開設されているかどうか」という点については、留学フェア等で様々な大学関係者や研究者から質問を受けてきたトピックです。JSPSのプログラムは研究者に向けたものであるため、英語だけで申請することは完全に可能ですが、一方で大学連携法人として大学の国際化とは切っても切れない関係があります。キャンパスの国際化については、日本の大学でも非常に重要な課題となっています。IUJの手法は全ての日本の大学で同様に採用できるものではないかもしれませんが、グッドプラクティスとして非常に興味深く意見交換を実施することが出来ました。

photo

左からPhensudaさん、JASSO山本所長、Z Aung助教、Rajasekera教授、副センター長