Dr. Indra P. Tiwari博士来訪

2012年4月12日(木)、タイのNIDA(National Institute of Development Administration:行政大学院大学)にお勤めのDr. Indra P. Tiwari博士が当センターを来訪されました。

左から、副センター長、Dr. Indra、センター長

左から、副センター長、Dr. Indra、センター長


Dr. Indra博士はネパール出身で、過去にAIT(アジア工科大学院大学Asian InstituteofTechnology)で教職についておられたほか、JSPS外国人特別研究員事業により2001年から2003年まで東京工業大学に滞在しておられました。

交通と物流の専門家で、タイJSPS同窓会(JAFT:JSPS Alumni Forum of Thailand)の財務担当理事で、タイ物流省(Office of Transport and Traffic Policy and Planning, Ministry of Transport)にお勤め(Chief, Transport Logistics Group)のDr. Malee Uabharadornの紹介により、2012年2月3日に開催した論文博士号取得者へのメダル授与式および同窓会総会にもご参加いただいております。

今回の訪問は、ネパールでのJSPS事業紹介のお誘いです。
ネパールには科学技術省(Ministry of Science and Technology)傘下にCouncil of Science and Technology(CST)、文部省(Ministry of Education)傘下にUniversity Grant Commission(UGC)、この他Agricultural Research Council(ARC)といった学術支援機関があり、この中でも特にUGCが大学への強い影響力を持っているなど、スリランカなど南アジアと同様の構造になっているようです。

ネパールには1959年の大学設置以来、現在は以下5つの国立大学があるほか、同数程度が設立予定とのこと。
Tribhuvan University(古豪の大学。現在も学生数トップ)
Kathmandu University(比較的新しく、国内トップとされている)
Pokhara University
Purbanchal University
Mahendra Sanskrit University
このうちTribhuvan大学及びKathmandu大学には博士課程があります。

大学進学率は適正年齢の3割ほどで、学費は部局によって異なりますが月あたり8米ドルほどからであるなど、比較的に低額に抑えられています。

過去には多くの学生が高等教育を受けにインドへ出ていたそうですが、昨今はより純粋に科学を求める姿勢から、インド外の高等教育や特に研究機会への需要の高まりが見込まれ、こういった背景から、当センターとしてはネパールにおける潜在的なJSPSへの需要は高く、今後も極めて高まるものと判断しました。6月中旬を念頭に日程調整を行っていく予定です。

なお、ネパールにおいては外交的な事柄はすべてNational Planning Commissionを経る必要があるなどの国内事情があり、Dr. Indraと連絡を取り合いながら、事業紹介会場などを選定していく予定です。